西の丸三重櫓特別展

プレイバック 城下町彦根シアター

築城から江戸時代にかけての彦根城や城下町をVR(バーチャルリアリティ)を用いて高精細なデジタル技術により再現した映像作品を西の丸三重櫓で上映します。
また、彦根城と同時代に築城された全国各地の名城をVR映像で紹介します。

期間
平成29年3月18日(土)〜12月10日(日)
場所
彦根城西の丸三重櫓 (彦根城の入場料が必要となります)

展示内容

VR作品『国宝・彦根城 城づくり篇・町づくり篇』上映

天下分け目の関ヶ原と大坂の陣の戦間期、戦乱の世に終止符を打つべく、まさにその要(かなめ)として築城された彦根城。今回、国宝の天守をはじめとした現存する城域を高精細撮影したデータや、史料となる「彦根城御城内御絵図」を元に、凸版印刷のVR技術を用いて彦根城を再現。徳川家康の天下統一に欠かせない重要な役割を持って築城された彦根城を、歴史的人物のエピソードを織り交ぜた、壮大なスペクタクルとストーリー性の高いVR映像を上映します。

城づくり篇 平成29年3月18日(土)~8月10日(木)

彦根城の縄張(配置・設計)に携わったと言われる早川弥惣左衛門を中心に、彦根城が完成していく過程と、築城間もない彦根城の姿を、時代背景とともに映像で紹介します。

町づくり篇 平成29年8月11日(金・祝)~12月10日(日)

260年以上続いた、徳川泰平の世を支え続けた彦根藩。時代と共に繁栄を誇った彦根の城下町は、当時としては珍しい大規模土木工事にて計画的に作られた町であり、今回、当時の彦根城下町を史料「彦根御城下惣絵図」を元に、美しい映像で再現。井伊直亮・直弼を中心とした歴史的登場人物の実際にあったエピソードも交え、壮大なスペクタクル映像と感動のストーリーをVR映像でご紹介いたします。

VR(バーチャルリアリティ)とは

バーチャルリアリティは、現存しない建造物や文物の内部構造など、通常では見ることができない空間の再現や、セキュリティや作品保護の観点から直接公開することができないものを公開することが可能な技術です。

企画展示

企画展示「全国のお城模型展」 平成29年7月13日(木)~12月10日(日)

江戸時代、またはそれ以前に建設されて、現代まで残っている天守は全国にわずか12城。その12城の天守をミニチュアで復元した模型および各城のパネルを展示し、彦根城をはじめ日本全国のお城を紹介する企画展です。

展示模型:
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城

企画展示「彦根城と日本の名城」 平成29年3月18日(土)〜7月9日(日)

彦根城と同時代を生きた各地の名城をVR映像とグラフィックで紹介します。具体的には、戦乱の世を支えた江戸城・高松城・屋嶋城・福岡城など、凸版印刷が提供する体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム®」を活用して再現。そのつくりや佇まいを臨場感あふれる映像演出で紹介します。

※「ストリートミュージアム」は凸版印刷株式会社の登録商標です。